産前産後の体の痛み

 
 

産前産後の体の痛み外来

painclinic for mother

 
 
 
 
 
 

産後腰痛
産前産後専門野整形外科医が治療を行います。
当院の診療やリハビリは保険適応となります。

・産前産後の痛み外来とは
・産前産後痛み外来は何ができるか
・どんな症状なら受診する?
・治療は何をするの?

産前産後の痛み外来とは

 
 

産前産後の体の痛み
その治療と専門的なサポート

 

出産は、女性の体にホルモンバランスの急激な変化と全身の姿勢変化をもたらす、非常に大きな出来事です。
 
特に産前は、リラキシンなどの女性ホルモンの作用により骨盤が緩み、出産準備が進みます。この変化に伴う体の歪みや重心の変化は、腰、股関節、膝など全身の運動器に大きな負担をかけます。
 
出産後も、開いた骨盤が元に戻る過程、そして授乳によるカルシウムバランスの大きな変動が同時に起こります。
これほど急激な変化は、お母さんの体に腰痛、腱鞘炎、股関節痛、恥骨痛などのさまざまな運動器トラブルを引き起こします。
 
「この痛み、どこに相談すればいい?」
 
一般的な整形外科や整骨院では、産前産後の特殊な体の状態やホルモンの影響を考慮した専門的な対応が難しいことが少なくありません。
 
当院は、こうしたお母様方の切実な声に応えるため、産婦人科医との連携を活かし【産前産後疼痛専門外来】を立ち上げました。
 
産前産後に特有の身体の不調に対し、整形外科専門医が丁寧に診察・診断し、安全で専門的な治療を行います。
 
私たちは、痛みから解放され、お母様方が少しでも快適に、笑顔で育児に取り組めるような包括的なサポートを目指しています。

 
全て健康保険の適応になります。
 
 
痛みの外来は何ができる?

どんな症状なら受診する?

妊娠中~産後3年
専門家による正確な鑑別診断を

 
妊娠が分かった時から、そして出産後約3年間(子育て期間中)にかけて、お身体のことで気になることがあれば、どんな些細なことでもご相談ください。
一口に「痛み」といっても、「積極的な治療で早期改善が望めるケース」、「経過観察で自然回復が見込めるケース」、さらには「すぐに対応が必要な疾患が潜んでいるケース」など、症状には専門的な鑑別(見極め)が必須なさまざまな段階があります。
 
インターネットでの情報収集や、鑑別診断を専門としない整骨院・整体院では、症状の根本原因を正確に判断することが難しいのが現状です。
 
当院では、産前産後の身体に特有の構造的・ホルモン的な変化を考慮した専門的な診察を行い、不安の根源にある症状を正確に診断します。
 
まずは一度、当院での診察を受けていただくことが、お母様の精神的な安心と的確な治療の第一歩につながります。
 
「出産前の体型や機能に戻したい!」(産後リハビリテーション)といったご希望も含め、些細なことでもどうぞお気軽にご相談ください。
 
ここに記載のない症状や漠然とした不調の場合でも、ご遠慮なくお越しください。

 

▶︎ 腰痛対策は骨盤ベルトだけ?◀︎

 
妊娠中は妊娠後期から徐々に骨盤が開き出産に
備えた体に変化します。その過程で腰痛は
出現しますが、この骨盤の変化が
全ての腰痛の原因ではありません。
骨盤ベルトを使うことで悪化する腰痛もあり
また骨盤と関係ない腰痛も多くあります。
当院では腰痛の原因を十分な診察で
診断し適切な治療を行います。
 

 

  

▶︎ 抱っこが辛くないですか ◀︎ 

 
お母さんは自分のことはほとんどできません。
その結果として体は固くなり、色々な原因で
肩こりや首のコリが慢性的になります。
それでも頑張る方は多いですが、
症状がない方が楽になると思います。
マザーリハビリでかなり効果がでますので
悩まずにぜひご相談を。
 

  

▶︎ 妊娠中・産後の手足の痺れ ◀︎

 
妊娠中にふとした拍子に出る足の痺れと痛み
産後に起きる眠る時にも辛い手の痺れなどが
出現したことはありませんか?
中には治療を要する疾患も紛れています。
また症状を軽くする方法も
ありますのでご相談ください。
 

 

▶︎ 抱っこする時に膝が辛くない? ◀︎

 
赤ちゃんをだっこしたり、
物を取る時にしゃがむと膝が痛くなりますか?
ちょっとした方法で劇的に
改善することもありますのでご相談を。
 

 

▶︎ 大事な栄養素、足りてる? ◀︎

 
妊娠中、授乳中はかなりの量のカルシウムが
必要になりますが、多くのお母さんは摂取が
足りていません。
そのため骨がスカスカになりがちです。
授乳が終わるまでに背骨が急に痛くなり
折れてしまうことがあります。
気になる方は一度骨密度検査をお勧めします。
その結果を元に栄養や生活習慣について
適切なアドバイスをお伝えします。
 

 

 

▶︎ 小さな悩みでも遠慮なく ◀︎

 
上記以外にも専門でなければ分からない
多くの産前産後の疾患があります。
痛みや痺れを我慢して、大変な育児を
更に辛いものにする必要はありません。
100ある痛みを0には出来ないかもしれませんが
30には改善できるので
小さな事でもご遠慮なくご相談ください。
 


治療は何をする?

① 丁寧な診察

 

診察の流れ:丁寧な整形外科的鑑別

 
お母様方お一人おひとりの症状が似ていても、痛みやしびれの根本的な原因は異なります。
当院では、その「原因は何か?」「体の内部で何が起きているのか?」を明確にするため、時間をかけて整形外科的な専門診察を行い、丁寧に調べていきます。
正確な診断こそが、的確な治療への第一歩です。
 

受診時のご案内と安全への配慮

 
安心してご来院いただくために、以下をご確認ください。
 
①服装について

    • 動きやすい服装でお願いします。リハビリや検査に必要になります。

 
②お子様連れ

    • お子様とご一緒に来ていただいて大丈夫です。検査の際もご安心ください。

 
また専門外の疾患の疑いがある場合も安全に対応できる体制を整えておりますので、どうぞご安心してご受診ください
 
 
 

 

 ② 医師による治療

 

妊娠中と産後で異なる専門的な治療

 
当院では、診察で特定された原因に基づき、お一人おひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療を実施します。妊娠中と産後で、安全性を最優先したアプローチを行います。
 
▶︎ 妊娠中のお母様へ:安全を最優先した治療
 
お腹の赤ちゃんに影響がないことを最優先し、以下の治療を中心に行います。
 

  • 理学療法・リハビリテーション: 専門家による姿勢や動作指導、ストレッチ、筋力トレーニングなど。

  • 装具療法: 症状に応じたコルセット、骨盤ベルト、サポーターなどの適切な処方と指導。

 
▶︎ 産後のお母様へ:専門的な治療の選択肢
 
産後のお母様には、上記のリハビリや装具療法に加え、症状の程度に応じて医師にしか行えない専門的な治療を取り入れ、早期回復を目指します。
 

  • ハイドロリリース:痛みの原因となっている神経や筋膜の癒着を、超音波ガイド下で正確に剥がす特殊な注射治療。難治性の痛みやしびれに高い効果が期待できます。

 

  • 薬物療法: 授乳に影響がない範囲で、痛みを和らげ、回復を促す安全性の高い薬剤を適切に選択し、使用することがあります。

 
▶︎ 専門的な治療と安心の提供
 
全ての治療は、内容、必要性、期待される効果について必ず事前に詳しくご説明し、ご納得いただいた上で行いますので、どうぞご安心ください。
 

 

 ③ マザーリハビリ

 

マザーリハビリ専門の女性理学療法士による専門治療

 
当院では、各患者様の状態や疾患に合わせて、最適なリハビリテーションを提案し、実施します。
特に、日本でも数少ない「マザーリハビリ」専門の知識を持つ女性理学療法士が、皆様の回復を基本的に担当いたします。
通常の一般的なリハビリとは異なり、「母の体」に特化した、日本でも有数の専門性の高いリハビリテーションをご提供します。
 

妊婦さんとお子様連れへの特別な配慮

 
⚫︎ 妊娠中のリハビリについて
妊婦さんのリハビリは、お腹の赤ちゃんに影響のない範囲で細心の注意を払って行います。もし少しでも気になる点があれば、担当のセラピストに遠慮なくお申し付けください。
 
⚫︎ お子様連れでのリハビリ
お子様を連れていても安心して取り組めるよう、お子様と一緒に入れる専用の「マザーリハビリ室」をご用意しています。リハビリご予約の際に、利用希望をスタッフまでお申し付けください。赤ちゃん用の簡易ベッドも完備しております。
 

 

 

マザーリハビリが扱う症状の例


 
・骨盤不安定症        ・姿勢が原因の症状
・体の運動連動不調      ・妊娠中の体の使い方
・産後の育児での体の使い方  ・痛みに対するリハビリ

 ④ 抱っこ紐アドバイザー

 

抱っこ紐メーカーと連携!専門家による正しい装着指導

 
当院は、抱っこ紐メーカーと連携・協力して開発を行っている院長、およびその専門的な指導を受けた理学療法士が、「首から腰の痛み」に負担をかけない正しい抱っこ紐の装着方法をご指導します。
抱っこ紐の装着は、お母様の体の負担軽減に大きく関わる、非常に重要な要素です。
自己流での装着は、かえって体に大きな負担や体の歪みをかけてしまう可能性があります。
当院では、整形外科的視点と動作分析の専門知識に基づき、お一人おひとりの体型やお子様の状態に合わせた最適な装着方法を細かく調整・指導いたします。
 
 

 

 ⑤ 妊娠後骨粗鬆症検診

 

産後の骨密度低下にご注意
当院の研究に基づく専門的検査

 
産後のお母さんの約50%は、骨がもろくなりやすい傾向があります。これは、妊娠中の体への継続的な負担や、授乳によるカルシウム供給の増加が原因です。
軽度の骨密度低下であれば問題ありませんが、中には「妊娠授乳関連骨粗鬆症」と診断されるほど骨密度が危険なレベルに低下する方もいらっしゃいます。
 
当院の研究と検査体制
 
当院は現在、産後の骨粗鬆症に関する専門的な研究を進めており、これまでのデータから、約3割以上の方に明らかな骨密度の低下が見られています。
この最新の研究知見に基づき、当院では以下の対応が可能です。
 
 

 

 

 




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